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外套 -自由-

第4章 41




しばらくして

~~♪
ぴっ
「はい、もしもし天音です」

『今日は休みですか?』

「はい。(フェージャ?)」

『そしたら私の屋敷に来てください。』

♪♪♪


べちゃっ···。
「······」

ぴっ
「今床に丸まってるゴーくんを何とかしてください」

「?!」

「最近全く使えなくて困っていたんです。歩く時も時たま転けますし」

「見事な丸まり」

コッコッコッ
ぽん
「ゴーくんを動けるようにお願いしますね····天音」

「はい···っ(耳元で名前囁かれた)」


パタン

ふぅ
「ゴーゴリさん」

「何だい」

つんつん
「顔を上げてください。お顔が見えません」

「やだね」

(子供だ)

「ゴーゴリさん」

「僕は悪くないもん~。」

「····私も言いすぎました」

ぴくっ
「····うん」
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