第2章
男「んだ、てめぇ。」
左馬刻「その女の『彼氏』だクソ野郎が。」
「左馬刻、ここ店内だから、やめよう。」
男「さ、さ、さまとき…?」
左馬刻「あ?呼び捨てなんてお前いい度胸してんじゃねぇかよ。ツラ貸せ。」
左馬刻は男のおでこに自分のおでこをぴったりくっつけ、ものすごい形相で男を睨んでいた。
(はぁ、また始まっちゃった。)
ボソリと心で呟いた。
昔デートの待ち合わせで私が先に駅で待っていた時に変な男の人に絡まれてるのを左馬刻は見ていた。
その時の形相はものすごかった。
その男の人は左馬刻の顔にびびって速攻逃げたけど。
それがトラウマなのか、絶対に私を一人にさせたくないらしい。
男「す、す、すみません…まさか左馬刻さんの彼女さんとは思わなくて…失礼します…!!!!」
金髪男は商品棚にぶつかりながら慌てて店を後にした。
「ヒュー。さすがハマの王様。」
左馬刻「黙れ。お前はもっと肌を隠せ。行くぞ。」
「え?私ジーパンとTシャツだけど!ねえ!」
左馬刻はさっさと外に出て行ってしまった。