第14章 未来へ
二宮side
翔「あのな…まるで
俺が ヘタレで撫で肩じゃん…。」
和也「いいえ 本当のことですよ?
幸せ過ぎて 忘れていたんですか?
自分が ヘタレで撫で肩だってこと…。」
翔「くっ!」
智「翔くん…。」
翔「いいもん!」
和也「子供か…。」
潤「大野くん どう?」
智「うん、悪阻はまだね…。」
潤「そう…。」
翔「あっそうだ。はい。」
和也「なんですか?」
翔「結婚祝い」
和也「ありがとうございますー。」
潤「ところで 翔くんは 何を
やってるんだっけ?」
翔「俺は 親のを継いで 仕事してるよ。」
智「この間 翔くん 課長になったよ。」
潤「え!?若いのに?」
智「うん、翔くん 仕事の鬼なんだよね。
多分 僕たちを養ってるからね。」
翔「それがさ 潤~」
潤「?」
翔「智くん 会社のデザイン課に
入ってくれて めっちゃ
お金を稼いでる。」
和也「じゃあ 両親 お金持ちですね。」
翔「でさ 雅紀とお前たちを
うちの会社に入ってもらおうと
思ってさ…。」