第7章 甘いお菓子|紫原敦
誰かが優しく頭を撫でている。
この手…───
ハッと目を覚まし
『あっ…//むっくん//』
紫原「舞ちん、気失っちゃったね」
『初めてなのにむっくんが激しくするから…///』
ギュッ──
紫原「っ//!どうしたの〜?」
紫原は優しく舞の頭を撫で
『むっくん…好きだよ///』
紫原「ねぇ舞ちん」
『…ん//?』
チュッ…──
『んっ///』
紫原「名前で呼んでよ〜」
『あ、敦くん…///』
紫原「くん、いらないけど〜」
『だ、だって恥ずかしんだもん///』
チュッ…──
紫原「ちゃんと呼ぶまでキスしちゃうよ〜?」
チュッ…チュッ…───
『んっ//あ…あつ…しっ///んんっ///』
深く口付けられ、舌を絡み取られる───。
紫原「舞ちんにご褒美〜♪」
『んぅ////』
紫原「どうしたのその顔〜?」
『私も舞ちんじゃなくて舞って呼んで欲しい…///』
紫原「やだ」
『やだって、私だけなんてズルい//!』
ムクれる舞に紫原は横を向きながら
紫原「だって、シたくなっちゃう」
『なっ//!シたくなっちゃう///!?』
紫原「だって思春期真っ只中の男の子だもん…」
『〜っ///えっと…じゃあ…///』
舞は頬を染め上目遣いで紫原に問う
二人でいる時は呼んでくれるってこと///?』
紫原「っ//…うん//」
フイッと顔を背け
『なんで顔背けるの〜っ!//』
紫原に跨るような体勢になりながら頬に手をやる
紫原「むぐっ…何すんの〜っ!」
『顔背けるからじゃない//!』
紫原「ねぇ舞ちん、これってさぁ?」
ドサッ…──
紫原「誘惑されてるみたいで、俺…シたくなるんだけど…」
『えっ///?や、やだ!しないっ///』
紫原「え〜、シようよ〜」
舞の胸に頬擦りをし
『やっ//ちょっと、どこで…あっ…////』
シないって言ってるのに〜っ////!
やーだ。舞ちん美味しいんだも〜ん♪
あっ//あっ…やっあん…////
END