第5章 ラッキーアイテム|緑間真太郎
緑間「舞だから、なのだよ//」
『緑間くん///』
緑間「名前で呼ぶのだよ」
『//…真太郎…////』
チュッ…──
『こんなに甘いなんて…知らないっ////』
緑間「人を勝手に決めつけるからなのだよ。それに、俺自身も知らなかったのだよ///」
『//大好きっ///』
ぎゅっと緑間に抱きつき
緑間「っ//…俺も舞が好きなのだよ///」
『っふふ///顔、真っ赤だよ//?』
きゅっと鼻をつままれ──
『んぐっ!?…なにひゅるのっ//!』
緑間「うるさいのだよ//」
『もうっ!真太郎のば…んっ///』
口を塞ぐような深いキスをし、そして
優しく甘いキスをし、二人は抱きしめ合った─────。
──────────
高尾が、また舞に何か起こると緑間は帰ると言う可能性がある事や、恐らく何かあったことが今回の出来事である事を伝え、今後、このような事がないように宮地達にある事を頼んだのだった。
そうして1ヶ月後。
彼女達に罰が下ったのだった。
先生「これ、あなた達よね?」
先生は手に持ち、写真を見せた。
女A「これ…!」
先生の持つ写真には彼女達がした数々の悪事の写真だった。
女C「私達じゃ…」
先生「嘘おっしゃい!あなた達…
これを見てもまだそう言えるのかしら?」
女B「…どうして!誰よ、こんな…」
誰がどう撮ったかはわからないが、まるで悪事をすることを分かっていたかのように綺麗なまでに彼女達の悪事の姿や顔がハッキリと写っていたのだった。
そうして彼女達はどうにか謹慎は免れたものの、全学年のトイレ掃除を1ヶ月と反省文という罰を与えられたのだった。
高尾「なーんか機嫌いいね、真ちゃん…」
緑間「別にそんな事はないのだよ」
高尾「へぇ〜♪」
緑間「高尾、礼を言うのだよ…」
高尾「!お、おう!」
高尾のお陰で舞や緑間は
無事、平和な日常が取り戻されたのだった─────。
END