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walking proud~呪術廻戦~R18~

第41章 youth 【準番外編】


とりあえず、様々な屋台を回り、食べたり飲んだりを一通り楽しむ。

その間も、夏油はずっとレイと手を繋いでくれていた。
なにしろ人が多いので、ぶつかったりはぐれないように考慮してくれている彼の優しさにレイは幸せを噛み締めていた。

五条に抱えられていたクマがイチゴかき氷が食べたいと言い出したので、それを購入し、どこか座れる場所を探しながら食べていると、突然五条と夏油は声をかけられた。


「悟と傑?!だよねー?!うっわー!久しぶり!!」


4人同時に視線を移すと、駆け寄ってくる浴衣姿の女の子2名。

五条と夏油は同時に引きつったような表情を浮かべた。


「ってかやっばぁ!そのカッコすごいねぇ!!」


「あ…あぁ、かっこいいっしょ」


「うんっ!相変わらず2人ともかっこよすぎだよ〜きゃははっ」
「写メっていい〜?てか一緒に撮ろ〜!」


戸惑い気味の2人は女の子たちに引き寄せられ、しかも、


「撮ってもらってもいいですかぁ〜?」


そう頼まれたのはレイだった。


ポカンとしていた表情を瞬時に笑顔に戻し、承諾する。


「はい!もちろん!」


何枚か撮ってあげたあとに、女の子たちが言った。

「ところで、悟も傑も、ダブルデートってやつ?」

「このお二人は彼女さん?」
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