第41章 youth 【準番外編】
「うっひょ〜!!やっべぇー!!
想像以上だわこれ!!おい!どーする?!」
「っ……悟…キミって奴は……」
「おっえー!お前ら化けもんかよっ!」
クマに化け物呼ばわりされたレイと硝子は眉間に皺を寄せ、チラチラと周りに視線を走らせながらササッと駆け寄る。
4人揃った瞬間、周りの人たちが立ち止まってまでこちらを見たりコソコソ何かを言っているのが分かった。
「おい五条!あんたどーゆーつもり?!」
「ねえ…なんで2人ともお面してるの?ズルくない?」
レイの言葉に、五条も夏油もお面を取った。
「っ!!」
ありえないくらい派手なのに、結局2人とも似合いすぎていて声が出なくなってしまった。
「かっ…こいい…」
「ふっ、だろー?」
「…傑…」
「ちっ、俺じゃねーのかよ!」
「っあ、もちろん悟も似合ってるけど…でも…
わぁ〜なんか直視できなくなってきた…」
レイは妖艶すぎる夏油の姿に顔を赤らめうちわで口を覆った。