第40章 scene ■
「くっ…もっ、許して…くださっ…ひ、めっ…
…んぁっ……ね、お願いっ…はっ……」
こんなに卑猥に歪んだ悟の表情…
最高にいいな…
なんて思いながら
レイは口と舌で器用に攻め立てる。
「ダメ、動かないで…」
「だっ…て…きもちっ、よすぎっ…る…
ホント…ごめっ…こ、こんな僕っ…でっ…」
いつもと逆の立場…
そんなこの状況に、レイは完全に加虐心を煽られていた。
「…っ、じっとしててってば」
「はっい…ごめ、なさ…っく…ぁ…
も、じっとしてる…っから…許して…っは
怒んな…いでっ……ぁくっ……」
こんな表情は煽っているようにしか見えなくて
レイの中の熱も滾ってきていた。
本気で泣きそうになっている五条を満足気に見てからラストスパートをかける。
卑猥な音と、五条の苦しそうな喘ぎ声に更にゆすられる。