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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■



悟…泣きそうな顔になってる…
いつもカッコイイのに、
私の前でだけ、こんなふうに弱々しくなって
かわいくなる…

もっと悦くしたい…
見たい…その顔…

みんなは知らない。
全然最強らしくない、この悟の表情。


「っ…!…は…やばいっ…て、もうっ…離しっ…」

「…ん……む…」

「こらぁ、レイっ……ん…っ」


「じっとしててよ…」

「…っ……」


突然顔を上げたかと思えば真剣な表情で言われ、五条の鼓動が大きく波打った。


「…あ……はい…。」

「よろしい」

ジュルッ
チュパ…


「あっ……んん… レイっ…」

さっき出したばっかなのにもうやばい…

レイの頭を震える手で髪ごと掴む。
しかしその手をレイに掴まれ、ギュッと頭の上に縫い付けられた。
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