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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■






「……てるよ」



「ん?なに?」


「惚れてるよっ!!自己中でいつもいろいろ意味不明だけど誰よりも優しい悟に!惚れてる!って言ってるの!!」



シーン………


あまりの声のでかさと気迫に、
店内が一気に静まり返った。
そこかしこの視線が一点に集中している。

五条もクマも動きを止め、驚いたようにレイを凝視している。


そのことに気がつくのに数秒かかり、レイは慌てて口に手を当てた。


「…… レイ…」

「っ…ご、ごめんっ…」


五条はレイの口元からバッと手を剥がした。

「っぇ…」

「嬉しいよ、レイ…
すごく嬉しい…でも……」

「・・・」


「でもさ……」
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