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walking proud~呪術廻戦~R18~

第40章 scene ■



「ねぇ、悟…」

「ん?」

屈んでいた五条が上体を上げようとした瞬間に、レイが五条の両頬を両手で引き寄せてキスをした。

「っん…!?」

五条がいつもしてくるそれのように、負けじと舌を捩じ込み、口内を掻き回し、自分の感じる部分を舐めていった。


「ん… レイっ…」


待ち構えたように五条の舌に絡め取られる。

「は…ふ…っ…じょーず…」

いつの間にか何度も角度を変えて交わされる濃厚なキス。


向こうの方から、

「きゃっ」
「わっ?!」

というような声が聞こえた気がしたが、止められなかった。


「ここが海外だったら、全く普通の情景なんだが。
ここはジャパンの中のジャパンだからな、てめぇら。」


そう言うクマの声も2人の耳には入っていなかった。
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