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walking proud~呪術廻戦~R18~

第39章 dignity ■


「んなことより五条…お前とレイって、本当にそーゆー仲になったのか?」

テーブルに寝そべっているなんとも行儀の悪いクマに、五条は冷蔵庫から卵を取り出しながら言った。

「うん、だからそう今朝言ったじゃん。」

「…マジか…体の関係ってやつか…」

その言葉に、五条はつい片手で卵をぐしゃりと握り潰してしまった。

「ちょ…何言っちゃってんの。どーゆー勘違い?
冗談だったとしてもマジ笑えないよ?」

「お?なんだ違うのか?ならどういう」

「おいおいおいおいなんなのなんなのお前っ
そんなことあるわけないだろ!」

「しぃ〜…落ち着けお前。レイが起きるだろ。」

「どの口が言って…」

五条は口を噤んでハーとため息を吐き、手を洗う。


「だって、人間の男女がひとつ屋根の下で寝食共にしていたら、そういう関係になっても何も不思議じゃねえだろう?まぁ今朝はてっきりてめぇがレイを犯してんのかと思ったが。」


眉間にシワを寄せ、呑気な顔をしているクマを睨む。

全く…どいつもこいつも…

僕って一体
どんな奴に思われてんだよ。

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