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walking proud~呪術廻戦~R18~

第38章 voyage ■



「いぁあっ!ほんとっにっ…あぁっ、だめぇっ…」

「ん…奉仕させてよ… レイはお姫様じゃん…」

ピチャ、ジュルル、と艶かしい音が鳴り響き、レイの叫ぶような喘ぎ声が大きくなる。

「ああっ…んっ…やめっ…」

五条の頭を髪ごとくしゃりと両手で掴む。

痙攣し始めるレイの体がビクンっと大きくしなり、ひゅっと息を飲む音が聞こえた。

五条が気がついたようにジュッと蕾を吸うと、レイのうめき声と共に、しゅっと蜜が溢れ出た。

五条の頭を掴む手が緩まり、バタリとベッドに沈んだ。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

肩で息をし、完全に脱力しているレイを口角を上げて見下ろす。

「お姫様…もうギブアップ?」

そう言いながらも、蕾をわざとキュキュッと悪戯に擦った。

「ああっ!!やっ…あっ!っ!」

顔をゆがめ、ビクビクっと震えて五条を睨むレイ。
五条は笑いながらギュっと抱き締めた。

「くそかわいい……」

「はぁ…はぁ…バカっ…ぁ…」

そんな彼女の頭を撫でながら、耳元に口を寄せる。

「……ここからが本番だよ?
覚悟はいいー?… レイ」

荒い息を吐きながら、レイが頷くと、ニッコリ笑って五条がコンドームを取り出した。

歯でビリッと破いてそれを取りだし装着する。


久しぶりすぎるこのような状況に、レイの鼓動がどくどくとうるさいくらいに波打ってきた。

「…あ…の…悟っ…」

「ん?なに?」

「なんか……」

口ごもるレイに覆いかぶさり、頭を撫でながら軽くキスをする。

「…怖いの?」

ギュッと目を瞑って小さく頷くレイのその初々しい姿に、五条はドキリと心臓を射抜かれる感覚がした。
そもそも、ずっと心のどこかで待ち望んでいたこの状況に、あらゆる感情の昂りが押し寄せ目眩すら引き起こしそうになる。
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