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walking proud~呪術廻戦~R18~

第36章 inequality 【特別編】


ー 狗巻棘 ・伏黒恵 ー





あれから連絡先を交換した面々とは、よくLINEのやり取りをしている。

その中でも、面白いなと思ったのは狗巻棘だった。
彼は、呪言師なので、普段はおにぎりの具しか喋らない。
しかし、LINEだと、当たり前かもしれないが普通に喋ってくれる。



"棘くん、あれから喉、大丈夫?"

"だいじょーぶー
クマは元気ー?"

"ならよかった。無理はしないでね。
クマは相変わらず煩いし、硝子と飲みにばかり行ってるんだ〜呆れちゃうよねぇ〜…"

"僕も行きたい"

"え?お酒飲めるの?"

"そうじゃなくて、どっか行きたい。"

"そうなんだ!じゃあクマに伝えとくね!"

"レイさんも、いなくちゃダメだよ"

"え、私も?もちろんいいけど!"

"しゃけ!明日、高専に来て!"

"うん分かった!クマと行くね♪"



レイは顔を綻ばせた。

時たま高専に行って皆の訓練の見学をしたり、参加するのもいいかもしれない。

クマもいることだし、今自分にできることを精一杯やって行こう。
そう思った。
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