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walking proud~呪術廻戦~R18~

第24章 calamity







パリパリパリ…




夏油は突然割れた方位磁石を見て目を見開いた。

震える手でそれを掴む。




「… レイ…
君は結局…最期の最後までアレを使わなかったのかい?」




ゆっくりと瞬きをし、目を瞑った。







全部全部、

猿共のせいだ。





カシャ…


呪力でそれを握り潰した。



その瞬間から、夏油の中で何かが崩れ落ちた。









「ねぇ、夏油様?
五条悟って何者〜?」




突然のその声で一気に現実に引き戻される。



「ちょー強いって噂だよねー?」



本当に興味があるのかないのか分からない顔をしながら、また髪を弄っている。










「……親友 " だった "んだ。
ケンカしちゃって、それっきり。」






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