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walking proud~呪術廻戦~R18~

第24章 calamity





"お前なんて必要ない"



"お前なんて価値がない"




"お前は誰からも愛されてない"





"あの男からも…"






レイは涙を流しながら
自嘲気味に笑った。




「そんなこと…わかってる…」





"お前は愛されてなかった"



"迷惑な奴だった"


"お前は捨てられた"


"死んだ方がいい"





「いい加減女々しいんだよレイ…
もううんざりなんだよ…」



夏油の声。





レイは嗚咽を漏らしながら
耳のルビーを触った。




わかってるよ…

わかってる…


いい加減このルビーを取れば…


忘れられるの?








"お前は愛されてない"






その瞬間、全身の感覚が無くなり、
引きづりこまれるようにして意識が消えていった。
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