第51章 Infinity ■
何度か絶頂を迎えた後、五条はすぐにレイの中に入る。
「んっ…… レイん中ホント…ヤバい…
やっぱ…こんな何度も抱いてんのに、
いつまでも慣れないや…」
眉を寄せて浮かべる笑みにドクッと鼓動が跳ねる。
私だって……きっと一生慣れなんてこない…。
首筋や耳、こめかみや唇に何度も音を鳴らしてキスを落としながら徐々に律動を速くしていく。
「はっ…ぁ…っ… レイちゃん、愛してる」
「私も…だよ…っ…悟…っ」
五条の嬉しそうに笑ったその笑みでレイの子宮がキュッと疼いた。
「ん…っ…可愛い反応してくれちゃって…」
それはいつだってあなたのせいだ、とレイは五条の首に巻きついて自分から濃厚な口付けをする。
「…悟っ…ん……もっと……」
その言葉に、五条の律動が止み、
蒼く真剣な瞳が揺らぐ。
「……レイ」
あぁ…ダメだな僕はやっぱり…
言葉でも行動でも…
この想いが表せない…
いつだってそうだ。
昔から…ずっとずっとそうだった。
「…愛してるよ。ごめん、これしか言えなくて。」
そう言って五条はレイを強く強く抱き締める。
慈しみを込めて、ゆっくりと優しく中を穿つ。
その度に儚く声を発するその唇に何度もキスをした。