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walking proud~呪術廻戦~R18~

第51章 Infinity ■



「ひあーっ!!さっすが僕の愛娘♡
僕と同じ無下限術式まで扱えるなんてもうっ…♡
…っあーどーしよ。嬉しすぎて言語化できない…!」


「・・・」


自分と同じ遺伝子を受け継いだ…というような事実が、やはり五条を滾らせたようだ。




その後、クマとウサギも含め、皆でお風呂に入る。

広いジャグジー風呂の中で、泡まみれになって皆で騒ぐというそのひと時に、レイは冷静になってその幸せを噛み締める。

幸せすぎて、目頭が熱くなりながら、
あの日99本あったバラの1輪の花びらを、ゆっくりと湯船に落とした。


泡とともに花びらが舞う。


99本あったバラは、残り15本だ。


残り1本になっても、
0本になっても、


こうして皆でお風呂に入って
騒いで、笑って、時に喧嘩して、

幸せを感じているよね?



私たちは呪術師で
いつも死と隣り合わせで

でも

そんな中でも

こうしてここまでやってこれた。


だから大丈夫。

悟も、クマもウサギも。

誰一人欠けない。


私の大切な家族。

命を懸けても守る。


その想いを心に強く刻みながら、
目の前で騒いでいる泡まみれの家族に微笑んだ。
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