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walking proud~呪術廻戦~R18~

第50章 promise ■




レイは今、九十九由基とクマと共に上海に来ている。

結局あれから、五条との連絡は途絶えたまま。
このような事態が初めてな上に恋愛経験値の低いレイは不器用すぎてどうしていいのか分からなかった。

帰国したら、きちんと話し合って、自分の悪かった部分はしっかり謝ろう。
もうこれしか思い浮かばない。



「いや〜レイちゃんと会えて嬉しいな。
これからは特級同士、仲良くしようじゃないか。」

特級の夏油傑が亡くなった今、
現在は日本に5人しかいない特級術師。
レイと九十九由基の他に、五条、乙骨、秤、
そして特級呪骸のクマ。

正確に言えば、5人と1匹といったところだ。
レイはまだ、乙骨と秤には会ったことがないので今回九十九に会えたことはとても嬉しかった。


「はい。よろしくお願いします。」

そう言ってレストランで乾杯をして、ずっと食べたいと思っていた小籠包を食べる。
美味しいけれど、頭の片隅にずっと五条のことがあって、心の底から楽しめないでいた。
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