第49章 roaring
ピコンッー…
「!!!」
レイは目を見開いた。
" 会いたい "
返ってきたのはこの一言だけ。
レイはつい目が潤みそうになってしまった。
私も会いたい…
そう返そうとしたときだった。
突然、憂憂が蹲り出した。
「っえ!大丈夫?!憂憂くん!」
「う〜…なんだかお腹痛いですぅ…」
「うそ!何か当たっちゃったかな?
あ、私がさっき調理したハンバーグがもしかして生焼けだったとか?!」
「うっ…かもです…」
「ええええ!ど、どーしよう!私のせいでっ!」
そこに、冥冥が駆けつけてきた。