第49章 roaring
ー五条sideー
ピコンッー…
「っわ!レイ!」
なんてメッセージを送ろうか、もうかれこれ15分はこのページを眺めていた。
そんな中、突然の彼女からのメッセージ。
当然、瞬時に既読がついてしまった。
"You are such a jerk."
「え、なにこれ。
どーゆー意味?」
五条はすぐさま調べる。
スラング言葉…
人でなし!
クソ野郎!
最低バカ!
ムカつく!
つまりはfu*kとほとんど同じような…
こんな意味らしいことを知り唖然とする。
「う……っ…」
息が詰まって固まってしまった。
頭の中が真っ白になり、思考も停止した。
ピコンッー…
「え…」