第47章 determination ■
五条の髪を両手でクシャリと掴むことしか出来ない。
「はっ…う、ね、ねぇもうっ…ああっ!無理っ
あぁああっ!!」
たちまちまた絶頂に導かれてしまい、レイは荒い呼吸を繰り返しながらぐったりとシーツに沈んだ。
五条は、その官能的な姿を口を拭きながら見下ろす。
「さいっこうだね… レイ。
その顔、ちょー好き…」
僕だけしか知らない、
僕だけしか見られない、
その姿が。
「ねぇ、レイちゃん…
僕も我慢の限界なんだけど…入れてい?」
こくこくと頷くことしかできないレイに軽くキスをしてからスキンを装着し、太ももを大きく割る。
まだひくついているそこを、思い切り奥まで貫いた。
「あぁっ!…んあっ、ぅ…んっ」
「っは…やば…いっ……きもち…」
ちょっと自分のことも焦らしすぎてしまった…
そう思いながら、五条は一旦動きを止め、天井を見上げ深呼吸する。