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walking proud~呪術廻戦~R18~

第47章 determination ■



「悟…もしかして…だけどさ、
まだあのこと、気にしてるの?」


すると五条は目を逸らして俯いた。
蚊の鳴くような声で静かに返事をする。


「………うん…だって…あんな失態犯すとかもう…
ありえないでしょ…」


「ふふ、だからもうそれは…」


「不安になっちゃって…。だってあんな僕……て…
レイに嫌われたかも…とか…
レイが僕から離れ…るんじゃないか…とか…
だから…さ……まぁ…その……」



俯いていて、濡れた前髪で表情が見えない。

その姿があまりにも弱々しくてレイは少し笑った。
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