第47章 determination ■
「あ、はい。でも…ちょっとこれ…似合うかなぁって心配で…」
目を奪われるほどに可愛いし魅力的なのだが、あまりにセクシーすぎる気がして戸惑ってしまう。
しかし店員さんはめちゃくちゃにゴリ押ししてくる。
「ところでお姉さんは何カップ?」
「え、えぇと…BとCの間…くらいかなぁ…」
「じゃあEカップにはなりますよぉ♡うちの下着はぜーんぶ超盛れるんです♡」
「いいいいいEカップ?!」
「はい♡あっ、これもいいですよぉ!背中部分が全部ストリングコードで、大胆不敵な小悪魔って感じ♡ベルベット調のハートプリントで、まさに全身で"好き"を表現してるイメージの!」
「えぇ…っ」
それは本当に背中部分が全てヒモだった。
つまりヒップも丸見えである。正面はスケスケ…
「さすがにこれはちょっと無理…かな…」
「ええ〜残念!だってこの下着のテーマは、
"セクシー&スウィートの小悪魔的マリアージュ。
隠したハートは彼だけが知る秘密のメッセージ。"
なんですよぉ?」
「は…はぁ…なるほど…」