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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


虎杖とクマは、この日の 任務という名の実習を無事終え、ようやく伊地知の車へと戻ろうと踵を返していた時だった。


「あ!!」


突然クマが声を上げたので、虎杖は立ち止まり、自分の頭の上に乗っかっているクマを黒目だけで見上げる。


「なに?どした?」

「おいらすっかり忘れてたぜぇ!
五条の野郎から、レイのとこへ行くよう言われてたんだった」

「なんで?援護しに?
でもレイさん強いし、今日は伏黒といるんじゃ」

「それが理由らしい。」

「っえ?なんで?どゆこと?」

「ふっ…さあな。まぁ、一つだけ言えんのは、人間ってのはめんどくせえ生き物だっつーことだ。」

「え?」

「なぁお前も来るか?
ひょっとしたらひょっとするとだが、おもしれぇもんが見れるかもしれねぇぞ。」

「えっ、マジ?!なにおもしろいもんて!
もしかしてレイさんと伏黒の任務地って、遊園地かなんかか?」


ボンっっ!!!


その言葉を無視し、
クマによってその場から瞬時に1人と1匹はいなくなった。
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