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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


「さて、そろそろ帰ろうか。
もう今ので全部終わっちゃったみたいだし。」

そう言ってレイは伏黒の背中を押しながら歩き出す。

伏黒は気になっていたことを静かに問いかけた。

「そういえばレイさん…
ペンダントはもうしていないんですか?」


「っあ…うん。もうしないことにしてるんだ。」


「そうですか…忘れられたんですね、あの人のこと…」


「ううん…。正直言うと、忘れられてない。
でも…もうそれでもいいかなと思ってるの…」


どこか切なそうに笑うレイを横目で見つめる。


「五条先生とは、うまくいってるんですか?」

「うーん…まぁね。でも、よく喧嘩するよ?」

「え、そうなんですか?たとえばどんな?」

あんなにレイさんにゾッコンなあの人が、まさかレイさんに対して怒ったり喚いたりしているんだろうか?

そう考えると、意外すぎて興味があった。
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