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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain



しばらくして落ち着いたところでレイは、
なるほど…と考える。


恵くんは身体能力も高い。
常に式神と連携を取りながら相手を追い詰めていくという戦闘スタイル。
けれど、術式を使えるように両手を常に空けておく必要があるから近接戦闘がさほど得意ではないみたいだ…


「恵くん。申し分ないくらい強いけれど、やっぱり自分の攻撃を保つためにも近接戦の稽古もっとしたいね。あと、両手を開けたまま武器を持ち歩けるようにしたらいいと思う。恵くんは絶対に、呪具使いのセンスもあるはずだから。」

そう…なぜかというと、
あの禪院甚爾がそうだったから、これは間違いないはず。


「…はい。クマ先生にも同じこと言われましたよ」

「クマ先生か…。ふふふふっあははっ」

「っあ!!レイさ!」


ズババッー…!!


ものすごいスピードで横から襲ってきた呪霊を、
なんとレイは伏黒を見つめ笑いながらの状態でそのまま手を横にかざし、一瞬でそれを祓ってしまった。

それを仕切りに、何体も彼女を襲ってきた呪霊たちも、彼女の間合いにいた呪霊操術による呪霊でまとめて祓ってしまったので、その凄まじい強さに伏黒は呆気に取られて固まっていることしかできなかった。
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