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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain


伏黒が戦闘するのを少しずつ援護しながらレイは真剣に彼を分析していた。


以前、伏黒に対して五条が言っていた言葉を思い出す。


"君は自他を過小評価した材料でしか組み立てができない。少し未来の強くなった自分を想像できない。
君の"奥の手"のせいかな?
最悪自分が死ねば、全て解決出来ると思ってる。
それじゃ僕どころか、七海にもなれないよ。"


奥の手って…
なんだろうか…



その時、


「っ!蝦蟇!」

「っ?!」

突然、伏黒の出したカエルの式神。
それから伸びてきた舌にレイは絡め取られ、パクッと口の中へと入ってしまった。


しばらくしてから口が開き、レイは苦笑いしながらカエルから出る。


「っはは。私のことなんて助けようとしないで放っといてくれていいのに〜。わざわざありがとう〜」

「…あ…そうでしたね…つい。」

そうだ。考えてみたら、レイさんはこう見えて特級術師なんだった。
自分がこんなことしなくても簡単に殺られるわけがない。
今は自分のことだけに集中しよう…
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