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walking proud~呪術廻戦~R18~

第46章 domain



この日、レイは伏黒恵と組んで任務へと出かけることとなっていた。

既に特級術師となっているレイは高専の生徒たち一人一人の実習を兼ねて、日頃から任務へ同行しているため、今日は伏黒恵の順番が回ってきたというわけだ。

当然、五条は内心めちゃくちゃ嫌なのだが、
教師という立場上、そんなガキみたいな私情を挟んでいられないため、快く見送るほかない。


「……うぅ〜… レイ〜…
ねぇ、ほんっと気をつけて?」

何度もこんなことを言い、抱き締めてくるのでレイはわけも分からず苦笑いする。


「え?今日はどうしたの?
いつもはそこまで心配しないのに〜…
ちゃんと今日もいつも通り怪我ひとつなく帰ってくるよ」

「・・・」

いやその事じゃないんだけど…
と思いながら五条はため息を吐く。

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