第45章 complexion ■
レイはにっこり笑ってキスをした。
瞬時にグッと後頭部を引き寄せられ、いつの間にか貪るようなものへと変わっていった。
「ん…ね、悟…っ」
「…ん?」
「もいっかい…していい?」
五条は一瞬驚いたように目を見開いてからギュッとレイを抱きしめた。
「もちろんそのつもりだったけど、レイから先に言われちゃうなんて…なんか超〜嬉しい。ふふっ、ヤバい。」
「悟は目隠ししても意味が無いから、手を拘束するね?」
「っえ!」
何か言う間もなく、するりと腕から抜け出たかと思えば一瞬で五条の手首を目隠しで拘束していた。
「…っ…え、本気?」
「私には目隠し使っておきながら、ズルいよ?
私もお仕置する♡」
「はいぃぃ?!ま、待ってっ…んっ...///」
手首を頭上に上げられ、全身を愛撫されていく。
「やっ、ば……くっぁ…
なんかすっごく…興奮しちゃ、うっ…」
僕ってやっぱ、
前にもちょっと思ったけど…
本当はこういうの求めてた?かも…
女王様なレイ、悪く…ない…
どころか…
すげーいい…