第45章 complexion ■
脳科学と原始的観点からの男女の違いについてをクマから聞かされ呆然とする五条。
「ねぇ、僕そーゆーの聞きたいんじゃないよっ。
相変わらずだなクマポンて〜…」
「まぁ聞け。いいか。元々脳の作りが違う男女が、そもそも永遠に分かり合えるなんてことがあるわけねぇんだ。喧嘩の終着点を、分かり合うだの心から謝るだのということにしても決着は永遠につかねぇんだよ、バカが。」
「はぁあ〜じゃあどうしたらいいわけぇ?」
「決まってんだろ。
"諦める" か "そんな相手でも愛おしく思う" か。
この2つしかねぇんだよ」
「ええぇ〜…」
「いいか五条。どんなに器用な男でもな、生物多様性論理にのっとって、直情的な女に惚れ、最後は諦めんのがオチなんだよ。
つーかてめぇも男ならな、いつまでも項垂れてんじゃねぇ」
「…はぁぁ〜……僕ってほんっと…バカ…」
「言ったろ。
惚れた女の前では男は皆バカだ。」
「・・・」
ため息しか出ない。