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walking proud~呪術廻戦~R18~

第45章 complexion ■


何週間か過ぎた頃…

おいらは、もうそろそろだろうな…
と思っていたわけだが、やはりそれは来た。

まぁむしろ、よくここまでもったなぁこいつら。
って感じなんだが。



「感性が真逆の相手に発情する」というのは、脳科学上の真実だ。
雌雄で生殖する生物は、昆虫からクジラにいたるまで、すべからく「異性の遺伝子情報を事前にキャッチして、生殖相性のいい遺伝子の持ち主にだけ発情する」ように仕組まれている。

実は誰もが、見た目(骨格、しぐさ、肌の感じや髪の変え方)や声や触れた感じ、匂いなどから、無意識のうちにさまざまな遺伝子情報をキャッチしている。

なかでも、匂い物質の1つであるフェロモンは、「免疫抗体の型の遺伝子」とその匂いの種類が一致しているのがわかっており、フェロモンは、「免疫のありよう」すなわち「生体としての強さの種類」をほかに知らしめている。

暑さに強い、寒さに強い、ある種のウィルスに強い、ある種の細菌に強い、飢餓に強い、寝つきがいい、神経質(なことで身を守る)、無神経(なことで身を守る)……などなど。

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