第44章 Dearest ■ 【番外編】
五条が乳房を愛撫しながら覆いかぶさってきた。
そして耳の中に舌が差し込まれ、ざわざわと蹂躙されていく。
その快感につい何度も大きな声が漏れてしまった。
「はぁぁあっん!あっあぁっ…っ」
「喘いでばっかいないで言ったらどうなのレイ」
耳もとで低く囁かれ、ついに限界を耐えたまま口を開く。
「んっ…あ…さ、触って。」
「どこを」
「下っ、下をっ…」
五条の手がするすると下の方へ行き、また秘部を避けるように太ももの溝をなぞる。
レイはもうもどかしくて声を震わせる。
「やっぁあっ…ちがっ…そこじゃなっ…」
「どこ?わかるように言えって」
絶対にわかっているはずなのに、意地悪そうな声でそう問われ、レイは羞恥に耐えながら小さく言った。
「わっわたしのっ…あ、あそこ…を…」
「どうされたいの?」
「んっ…ぁ…はぁあ…触ってっ…」