第44章 Dearest ■ 【番外編】
くちゅくちゅと艶めかしい音が鼓膜を揺すり、呼吸が苦しくなって次第に涙目になる。
何度も角度を変えて交わされる激しい口付けを何分もしたのち、呼吸が整わないうちに容赦なく首に噛みつかれ、強く吸われた。
「はぁっ…んっ…」
「ーん… レイその姿、最っ高にエロい…」
「いぁっ…あっ…」
「はぁ……マジでめちゃくちゃに壊したくなる…」
乳房を荒っぽく揉まれながら全身にキスの雨が降り注ぎ、何度もチリッとした痛みが走る。
「はぁっ…は… レイの身体、
いっぱい花が咲いてくよ…キレイ…」
「まっ…て…あっんん…や…悟っ…」
体の自由を奪われたこの状態と、与えられる痛みと快感になぜだかいつも以上に興奮してしまい、子宮がキュゥと疼いていくのがわかった。