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月の虜

第14章 雑談


『ようは、好きな相手になら何されてもいいっ!て事ですな。』

大和守「主はMって事じゃん。」

『かも///。』

加州「あー!誰を想像したの!?」

『してない、してない!
飲みすぎたな…先に休むね。』

加州「あー、逃げたー。」

審神者が広間を後にすると、慰め合ったりさらに深く話したりする男士達でした。

…一人を除いて。

気配を殺し、審神者の後をそっとつけていく影が一つ。
審神者が布団に寝転ぶと、そっと部屋に入りその上へと乗る。

…「ずいぶんと盛り上がっていたな?」

『鶴丸…。』

先程の下世話な会話に途中から一切参加しなかった男士・鶴丸国永。

鶴丸「きみは彼らの事をそんな風に見ていたのか。」

『話の流れでしょ?んむっ!』

“聞く気はない”と言うように、審神者の口を自らの唇で塞いだ。

鶴丸「俺は?きみにどう映っている?」

『いぢわるで…目が離せなくて…誰よりも愛しい人…。』

鶴丸「きみ…どうなっても知らんぞ。」

実は恋仲の二人。
鶴丸はもう、秘密にしておけなそうです。



ーendー
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