第15章 天国へのカウントダウン19
コナンside
__
蘭達と何とか避難できた俺だけど……さっきから、怜花の姿がない…灰原達も居ねぇ……あの人も…
蘭「お父さん!怜花が見当たらないの!」
小五郎「何!?」
松田「!おい、怜花はアンタより先にエレベーターに乗ったはずだぞ?」
松田刑事の言葉を聞き、博士に聞いてみる
コナン「?!博士!あの人はどこだ?それに、怜花達は…」
博士「スマン!途中で見失ってしまった……それと、怜花君たちの姿もさっきから見当たらんのじゃ…」
コナン「…っくそ…」
急いで、怜花に電話を掛ける
ピッ
貴『!コナン?』
コナン「怜花姉さん!今どこ!?」
貴『それが…60階の連絡橋の前なんだ。哀達も一緒だ』
コナン「!60階の連絡橋の前!?」
松田「!」
理由を聞けば、赤ちゃんの母親が途中で居たらしく交代するように降りたらしい。
あんなトコにまだいんのかよ……くそっ
博士「!?コナン!」
目暮警部達がヘリを呼ぼうとする中、俺はスケボーを持ちながら中に走っていく
☆☆
貴方side
数分後、微かに音が聞こえる。
歩美「…!この音…」
光彦「スケボーの音です!」
元太「コナンか!?」
ガンッッ!
全「!!」
コナン「いってぇ…」
新一は何とスケボーを使い、あろうことか隣のA棟まで吹っ飛んで私達の場所にやってきた
どうやら連絡橋が落ちたために、地面が浮き出た場所を利用しジャンプ台にして隣のビルまでスケボーで飛んだみたい……無茶しすぎ
それからコナンは、目暮警部に電話をかける
コナン「警部さん、今からみんなで上に行くから、屋上にヘリを着陸させて!」
目暮『なに?!みんなって今どこに!』
答えを言う前にコナンは、電話を切ってしまった
私達は非常階段で上へと上がって行く
そしてコナンは歩美ちゃん、光彦君、元太君を先に屋上に行かせ、A棟75階と書かれた扉を開け中に入って行く為、私と哀も着いていく