第10章 偽装カップルを始めた理由
「真白冬海はこの俺の彼女だ。
以上。」
ななななに言ってんだ?
おれ。
自分でなに言ってんだ?
「ヒューヒュー」
「リア充宣言」
「かっけぇー。」
冬海はあははーとウソ笑。
なんなんだ
今のは。
俺、自分から
そんなことは
言うはずじゃなかったぞ
なのに勝手に口が
どーゆーことなんだ…?
なにか心臓かなにかに
ズシっときてパーってなってそれからグラグラってなってズキッてなってドキッてなって(効果音で全くわかんないけど多分、初めてこんな感情に出会ってしまってちょっとショックを受けてるんだと思う)
知らないぞ。これは俺が知らない感覚だ
冬海をもう一度みると
顔を真っ赤にして…
怒っていた!
冬海の顔には激おこぷんぷん丸って
ちゃんと書いてあった。
そんなこんなで
(↑どんなだよw)
おれたちは公認カップル(偽装)になったのだ。