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春夏秋冬
第5章 なんかドキドキする。
「俺たち付き合うことになったのー」
「う、うん。入谷くんと…」
この会話は紛れもなく、
私と入谷くんの会話。
事件はこの会話から始まった
「好きです。付き合って下さい」
入谷くんと話してる途中に
名前も知らない人に告白された
これで9人目。
「ごめんね。まだ何もわかんないし…。友達としてなかよくしよう?」
「そうだよね。」
「名前は…?」
「安藤剛です…!」
「かっこいー名前だね♪よろしく♪」
そう言ったら
走ってどこかへ行ってしまった。
そして私はため息をつく。
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