第4章 私。人間観察は得意です。
「俺はサッカー部。
ん。
お前、サッカー部のマネージャーやる気ない?」
え。
えぇええええええ!?!?!?
私の憧れの仕事。マネージャー。
この学校にあったなんて
信じられない!!
「サッカー部にマネージャーなんてあんの!?」
「あるけど。で。やるの?」
「やりますっ!!!!」
気づいたらそう言葉にしていた。
「ほい。入部届け。」
笹本はサッとかみを私のつくえにおいた。
真白秋菜
サッカー部マネージャー希望
これでOK
「はい。かいたよ」
「んじゃ。今日からお前は…
俺と同じチームってことでよろしく!」
爽やかに笑う…笹本。
その笑顔はだれにも
どこのだれにも
負けないくらい
輝いてた。