• テキストサイズ

歌い手をする彼らと同級生だった模様。

第2章 入学式


白兎side

.......えー、皆様初めまして。
白兎と言う者です。
いまですね、朝からうるさいやつと登校中です。
いや……ネットだと静かなんですよ.......?

「……ねぇ、雪兎。なんでそんなにテンション高いの?」

雪兎「いやぁ!だって高校だよ!ずぅっと来たかったんだもん!
あと彼奴らから開放されるんだよ?そりゃテンションも上がるでしょ。」

うん……後者の理由なら何となくわかった。
彼奴らっていうのは多分いじめっ子達だと思う。
でもさ、それにしてはテンション高くないか……?

雪兎「あっそういえばさー。私たちの活動はさ、他の人たちもやってるじゃん?」

唐突に話を変えるの得意だねアンタ。
活動……ってのは歌い手のことかな?
それだとうん。になるのか。

「うん」

雪兎「学校にそういう人達がいたら楽しそうだなぁって思ってさ!」

私は面倒事だけは避けたいからやめてね。
ほんとに。個人情報流出とか洒落にならないから。
ね!

「……入試で一回来ているとは言えほんとに綺麗だねぇ。」

そう、もう着いているのだよ。
私たちが行くのは歌縁高校。

ほんと、歌い手多そうな名前してるなぁ。(フラグ)

雪兎「はくと〜!早く〜!!!」

……はっや、あいつなんであんな遠くにいるんだよ。
一応走れないんじゃなかったっけ?

「はいはい。ちょいまってな。」

ゆっくり歩いて止まっている雪兎に追いつく。
とりあえずクラス表みよう。
何組なんだろう……?
雪兎と同じだといいなぁ……ってお?見っけた。

雪兎「私Aだったよ?白兎は?」

「……A。今年もよろしくね。雪兎。」

やったぁ!!!!!と喜ぶ雪兎を横目に黄色い歓声の方を見る。
……有名人でも居るんですか。
関わりたくないなぁ……関わらないで。
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp