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【ハイキュー】思い出すのは、いつも【黒尾鉄朗】

第36章 7月


じゃあ肝心の現場仕事を教えてくれた例の担当者はというと、



[明日以降はすべてその上司にお問い合わせください。

今後私たちに連絡しないで下さい。

CCも全て外してください。]




とだけ、6月30日の夕方に最後のメールが来て


その後音沙汰なし。





だから、質問できる場所がなくて。





これが、とんでもないことだった。



質問する場所がないから、自分で質問できるような人や会社

クライアントのクライアントを探して問い合わせて。




とりあえず、挨拶とセットで必ず伝える言葉が


"そもそも、問い合わせ先がこちらでいいのかわかっていない状態なのですが"



申し訳ない気持ちはあったけど

そんなこと言ってられない。


恥なんて最初の最初で殴り捨てた。



とにかく、仕事を進めるために、

ありとあらゆるところに問い合わせた。





ただ一度。


どうしようもなくて、担当者の方にメールしたら

わざわざ電話を下さり。



え、意外といい人なのかな?!


って一瞬でも思ったことはやっぱり間違いで、





「連絡しないでって言いましたよね?」





という旨を1.2分話されて終話。




基本電話はしてこないで。と言われていたのに

それをわざわざ電話で言う意味。


そんなことを改めて言う時間があるなら、

教えてくれればいいのに。



なんて




あーーーーーーー


あの人にそんなこと通用するはずないよなぁ。と


すぐに思い出した。
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