• テキストサイズ

ハイキュー!! 鳥のはね

第5章 絶望


「バレーが出来ないって、凄い恐いことなんですよ。好きなのに出来ないって、凄く苦しいんです」











まだ胸の奥に残るわだかまりのようなものを認め、目の前で練習しているプレーヤーを目にいれる。













(乗り越えた、なんて嘘ね)














苦しい。悲しい。辛い。








ぐるぐるうごめく感情に合う言葉を探す。









でも、どんなに苦しくったって、どんなに悲しかったって、どんなに辛かったって、バレーを嫌いになるなんて出来っこないんだ。








翔陽のバレーをやる姿を見ているとその時の自分を思い出す。














「やっぱり好きです、バレー。二度とあのコートに立つなんてことできませけど、支えたいんですよ」








(うん、嘘じゃない。やっと気持ちの整理がついた)








/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp