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彼らとの夜 King Gnu R18
第1章 鬼才な彼(D.T)
「よし」
後処理を済ませるとまた彼は制作にもどった。
私はシャワーを浴びて、素肌にワンピースを纏うと彼に声をかけた。
「先に帰るね」
「おう、夜中に悪かったな」
来た時のような険しい表情ではなく、優しく微笑んで腰を抱き寄せてくれた。
「行き詰まったらお前抱かねぇと進まねんだよな…」
「私がいないと曲ができないの?」
「そうだなぁ。そうなるなぁ。」
ふふふ、と笑ってキスしてくれた.
「昼には帰るから。メシよろしく」
鬼才のためにおいしいごはんを作ろう。
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