第9章 play 7 ※
熱く溶け合うようなキスの隙間から吐息がこぼれ始めると
カヲルはTシャツの裾から手を滑り込ませた
滑らかな肌をなぞり
膨らみに触れる
手のひらに収めて
円を描くように揉みしだくと
次第に中心が固く尖っていく
『………ん……』
突起を指先で転がし
挟んで軽く引っ張る
『……ゃあ…ん……』
仔猫のような甘い鳴き声に耳元をくすぐられたカヲルは
Tシャツをたくし上げ
双丘をあらわにする
水音を響かせながら先端を舌先で擦ると
チサトはピクピクと身体を反応させた
「……ん…………ゃ……ん…………ぁあん…っ…』
チサトが薄く目を開けると
カヲルの赤い舌が
胸の頂を転がしているのが見えた
飴玉を舐めるような舌使いから目を離せないでいると
カヲルの手がウエストに掛かった
揺れていた腰が上がり
ねだられるままカヲルは
チサトのスラリと伸びた脚からショートパンツを抜き取った
Tシャツも脱がせ
改めて見下ろすと
桃色に染まった胸元が
乱れた呼吸に合わせて激しく上下している
ショーツの中へ指を滑り込ませ
泉を探ると
『……んんっ…』
そこは
もう十分に潤っていた