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bird cage 【R18】

第8章 play 6 ※




カヲルはチサトの耳に唇を付けると
低い声で囁いた


「………チサト…」


そして
鏡越しに目を合わせたまま
あたたかな泉にゆっくりと自身を沈めていく


『………ぁ……………っ…んん……』


最奥まで潜ると
チサトは背中を反らして身体を震わせた


『…んんーっ……ハァ……ハァ……ハァ…』


痙攣が収まらないうちに
カヲルは更に腰を動かす


『……ゃ……ん……………ダ…メ…………声……漏れちゃう…』

「……」


カヲルは背中から覆い被さるように腕を回すと
大きな手でチサトの口を塞いだ


「………少しだけ我慢して…」


そう言って腰の動きを早めると
最奥を何度も突き上げる


『………んっ……んっ……んっ……んんっ……』


衣ずれの音に混じって微かに漏れ聞こえる
くぐもった自分の喘ぎ声


鏡に映るカヲルの整った顔が苦しげに歪むのを見ていると
チサトは傷付いた心が満たされていくような気がした


「………っ…く…」


小さな呻き声がして
身体の奥深くにあたたかな欲望が放たれるのを感じたチサトは
目を閉じ
押し寄せる快楽の波に全身を委ねた







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