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bird cage 【R18】

第7章 play 5 ※




「…………忘れないで…………君に…こんな表情させられるのは……僕だけだよ……」


タケルはチサトの手を取ると
差し込まれたままの玩具を握らせた


『……んんっ………ぅ……ん……』


チサトの手がイイ場所を探るように動き
ゆっくりと上下する


『………ふ……………んぅ……』


タケルは意識を飛ばしそうなチサトの首の鎖を引き
上を向かせると
両手で頭を押さえるようにして喉奥を突いた


『…………んっ………………ん…ぅ…………ぐ……………んんーーっ……』


表情が苦しげに歪み
涙がポロポロと溢れた

その顔を見下ろしながら
タケルは何度も深く突く


玩具を握るチサトの手が激しく動いて
ビクビクと身体が震えた瞬間

タケルはチサトの喉奥に自身を押し付けるようにして全てを放った


『……んんっ…………んぐ……』


口と鼻を押さえられたチサトの喉がゴクリと鳴ると
タケルは手を離した


『………ゴホッ……ゴホ…………ケホ…』


苦しそうに咳こむ背中を
宥めるようにさする


呼吸が落ち着くと
タケルはチサトの顔にかかった髪の毛を優しくかき上げた


意識が朦朧としているチサトを見つめたまま
顔を近づけていく


「……」


唇が触れ合う寸前で止めたタケルは
涙に濡れたチサトの頬にキスをすると
ベッドから立ち上がった




バスローブに腕を通しながら部屋を出て行くタケルの姿を横目に
チサトはグッタリとベッドに倒れ込み
玩具を引き抜くと
そのまま意識を失った









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