第5章 play 4 ※
カヲルは
紅潮したチサトの頬に手を添えて見下ろした
閉じていた瞳が薄く開かれる
『…………キス……して………欲しい…です……』
「……」
請われるままカヲルは顔を傾げ
チサトの唇を塞いだ
『……んんっ…』
チサトのナカが一際強く締まった
「……っ…」
『……カヲル…さ…………気持ち……い………ですか…?』
苦しげな
吐息混じりのチサトの声
「…ハァ……ハァ…」
『………いっぱい…出して………くだ…さいね……』
「………っ…」
カヲルが最奥をせめ立てるように何度も突くと
うわ言のような声を上げていたチサトが全身を震わせた
『………っぁあん…………ゃ…ああああ………ら…め…………も…イク……イッちゃ……』
「………うっ………く……」
これまでで一番大きなうねりに襲われ
耐えきれずカヲルはチサトの中に全てを放った