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bird cage 【R18】

第4章 play 3 ※




「……」


チサトの言葉を聞いたタケルは
一瞬動きを止めた


「…………ふーん……」


すると
それまで上機嫌だったタケルの声が突然低くなった


「………じゃあ……何が欲しいのか口に出して言ってみろよ…」

『……っ…』

「………どうした………早く言え…」

『…………タケルさんの……指が…欲しいです……』

「……僕の指…?………僕の指を…どうして欲しいの…」

『……』


タケルは黙っているチサトのアゴを掴んで顔を上げさせた


『………タケル…さんの……指を………私の中に……入れ…』

「…入れて?……めちゃくちゃにかき回してイカせてください…」

『………っ…そんな…』

「……言え…」


チサトを見据える瞳には
哀しみと怒りが見えた


『……………タケルさんの…指………私…の中に入れて………めちゃ…くちゃに……っ…』



言い終わる前にタケルが身体を起こし
反対にチサトはベッドに押し倒されていた

泉にねじ込むようにモノを挿入され
そのまま激しく突かれる


そこには
快楽のカケラも無かった


『……い………た…ぃ………っ………………や……め……』


タケルは繰り返し腰を強く打ちつけ
ドロドロの想いごと最奥に放った


『………うぅ…っ…』

「…………オマエの下手な演技で興醒めだ……」


ベッドを降り
バスローブを羽織るとタケルは微かに震える声で言った


「………2度と……僕に嘘をつくな……」


そしてタケルは
そのままベッドルームを出て行った







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