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bird cage 【R18】

第3章 play 2 ※




涙を拭くことも忘れたまま下着をつけ
キャミソールを身に付けた時
ベッドルームにカヲルが入ってきた


『……何ですか…』

「…手を出して…」

『……ぇ…』


チサトが不審に思いながらカヲルの前に両手を出すと
手首にヒヤリとした感触があり冷たいタオルが巻かれた


『………ぁ……』

「……早く冷やさないと…跡が残ってしまう…」

『…………ありがとう…ございます……』


チサトはベッドに腰を下ろして
しばらく手首を冷やすことにした


カヲルは
氷水につけて固く絞ったタオルを何度か交換しに来た
おかげで手首の赤みはだいぶ薄くなった


『……もう…大丈夫みたいです……』

「……そうですか………では……お宅までお送りします…」




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