第18章 ※大波乱⭐︎一年生親睦会②
「……五条、先生」
乱れた息を整えることができないまま、私は五条先生の名を呼んだ。
「……っ、皆実。動かないで」
五条先生が私を抱きしめたまま固まってる。
「イッたばっかだから……刺激が無理。……つーか、また勃ちそう」
「勃……っ!」
「だから、締めるな」
五条先生が大きく息を吐いて、私のナカから自身を引き抜いた。
ズルンと出てきたソレから、私が目を背けたのを見て五条先生が笑った。
「何初々しい反応してんの。前は堂々と舐めてたくせに」
「……言わないでください」
私の返事をまた五条先生が笑った。
でも私を気遣ってか、私に背を向けた状態でサイドテーブルのティッシュボックスを手に取った。
今さらいろいろ恥ずかしくなって、ベッド下に捨てられたTシャツに手を伸ばす。
でも私の着てたTシャツは濡れちゃってるから、やっぱり新しいTシャツを借りようかなって。
そんな事を考えてたら。
背後でピリッと袋が破れる音がした。
(ん? 何の音?)
なんとなく、振り返るのが怖くて。
やっぱりもう濡れたままでいいやって。
諦めて、Tシャツを着ようとしたら。
「何してんの、皆実」
五条先生にまた押し倒されてた。
「何って……五条先生こそ、なに……っ、あ」
私のまだ濡れた秘部に、再び硬く質量を増した雄が突き付けられていて。
「皆実かわいすぎるから……マジでヤバい。収まる気しないんだけど」
「え、ちょ……や……っ、あぁっ」
甘い夜は、終わることを知らなかった。